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縁側に出て桜餅?放射線グループ   遠藤 昌明(診療放射線技師)

2019年06月20日

 診療放射線技師って、「息吸って~」みたいなレントゲン撮る人のイメージが強い職業ですが、今では月9のドラマで、主人公が天才診療放射線技師、そして放射線科が舞台のドラマというちょっと世間の人々にも認知してもらえる職業になってきたのでしょうか?


実際の放射線技師って、どんな人? う~ん、では、ある平凡な放射線技師のお話を・・・。


 田舎育ちの彼は、都会で技師になるための学校に通い始めます。重たい教科書、目的地で降りられない満員電車、実験とレポートの嵐。まぁ、何とか卒業し、大学病院での勤務が決まります。人見知りであがり症の彼は、初めての放射線科教授との顔合わせで、こんな質問をされます。『君たちはどんな技師になりたくて、大学病院をうけたんだね?』新人5人が端から答えます『CTやMRを勉強したいです』『学会発表がしたいです』『最先端の医療を学びたいです』新人が答えそうな模範解答ですね! そこで、彼の番が...『あっ、あの、ひっ、、人にやさしい放射線技師になりたいです』。 教授は技師長と顔を見合わせ、『大学病院に入って?まぁ、50人も技師がいるから、一人ぐらいはいいですかねぇ。』と、苦笑い。
 放射線技師に限らず、新人って覚えることが多いですよね。しばらくは仕事を覚えるのに大変な時期もありましたが、こんな彼でも何とか頑張って、一人前?の技師になったんです。
 

 それから10数年、彼は地元の病院にいました。仕事は余裕をもってこなせるようになり、流れ作業のように仕事をする日々。そんなある日、20分ぐらいじっとしていなければならない検査で『足が痛くて、ちょっと無理』という患者さんが。数年前から顔を合わせると挨拶を交わす程度の方でした。どうすれば我慢できるかを聞くと、足の裏をマッサージしてもらうと少しは大丈夫との事。ならば、と15分マッサージをして検査は無事に終了。
 数日後、同じ職場の職員さんがお礼を言いに来てくれました。その患者さんは、職員さんの旦那さんだったのです。その後も何度か検査で会うこともありましたが、数か月後には職員家族の訃報の知らせという形で、お亡くなりになったことを知りました。告別式のあと奥様に、技師さんにはよくして頂いたと、ご主人が話されていたことを聞き、涙が流れました。
 そんな折、新人時代に聞かれた質問を思い出し、これからも変わらずに、責任を持った仕事をすることを固く決意したようです。


 そして現在、精神科の患者さんにも質の高い画像診断を提供できるように、『人にやさしい放射線技師』をモットーに、縁の下の力持ち(タイトル...間違えた)として仕事をしていければと思う、今日この頃です。

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