あさかホスピタル | あさかホスピタルのご紹介

理事長・院長あいさつ

安らかな心、健やかな心を取り戻す、
お手伝いをさせていただく、地域の一員として。
当院の理事長・院長から、皆さまへごあいさつを申し上げます。

だれ一人取り残さない安心と信頼の医療環境を築く

あさかホスピタル 院長 水野 雅文

あさかホスピタル 院長

水野 雅文

この度、社会医療法人あさかホスピタル院長に就任しました水野雅文と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
あさかホスピタルは、地域に根ざした精神科医療の質向上と全人的ケアの実現を目指し、日々歩一歩の努力を重ねて参りました。私も、心の不調をいち早く察知し、迅速かつ適切な支援や治療を行うため、絶えず新たな診断技術や治療法を学び、患者さん一人ひとりの症状や生活背景に合わせた治療プログラムを提供したいと考えています。
今後とも在宅医療や訪問診療の充実に努め、通院が困難な方々にも安心して診療を受けていただける体制を整備。また、デジタルヘルス技術の活用やオンライン診療の推進により、遠隔地や真冬の来院困難な時期にも高度な医療サービスを提供できる環境を実現していきます。
看護師、心理師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、事務職など多職種が各科の医師とともに密に連携し、包括的なケアを通じて、精神障碍や発達特性をお持ちの方々を含むすべての患者さんが自分らしく生きるための支援を行ってまいります。地域との絆を大切に、だれ一人取り残さない安心と信頼の医療環境を築くことこそが、私たちの使命であると考えています。すべての人が自分らしく生きられる共生社会の実現に向けて、アートやスポーツなどを通じた自己表現の機会も盛り上げて、地域との交流もさらに盛んにしたいと願っています。
これからも、こうした信念を胸に、温かく開かれた医療の実現に邁進してまいります。皆さま方のご指導、お力添えをよろしくお願いいたします。

プロフィール

1986年3月慶應義塾大学医学部卒業、1992年3月同大学院医学研究科修了、博士(医学)1993年9月よりイタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学心理学部へ留学、パドヴァ大学心理学部心理学科 visiting professor、帰国後、慶應義塾大学精神神経科助手、専任講師、助教授を経て2006年4月東邦大学医学部精神神経医学講座主任教授、2021年4月東京都立松沢病院院長、2025年4月社会医療法人あさかホスピタル院長就任。
一般社団法人日本社会精神医学会理事長、公益社団法人日本精神神経学会理事、日本森田療法学会理事長など学会役職多数。

主な編著書

心のケアの羅針盤(ラグーナ出版)、リカバリーのためのワークブック(中央法規出版)、心の病、初めが肝心(朝日新聞出版)、心の病気にかかる子どもたち 精神疾患の予防と回復(朝日新聞出版)、早期発見で乗り超える統合失調症の本(大和出版)、10代から知っておきたい統合失調症(保育社)、標準精神医学(医学書院)、今日の治療指針(医学書院)ほか